馬場日光園

「植木のまち久留米で買いたい」というお客さまも多く、遠くは関西や四国から購入される方もいます。特に樹齢を重ねた大物の木を出荷するときは、その荷づくりは最後の化粧のようなものだと考えています。根が痛まぬよう大切に堀り上げ、丁寧に包んで縄掛けします。

「日本の四季を感じられる庭づくり」を心掛がけています。「この木はこうなりたいんだ」と思いながら、形を整えていきます。必要な枝と不必要な枝の見極めが大切で、樹齢を重ねるごとに変わっていく木も、手入れをすることで一段と美しくなります。
小さな頃から見て育ち、手入れをしてきた木も多く、売れたときは嬉しい反面、寂しい気持ちにもなります。